はじめまして。院長の角田です。
当クリニックが建つこの場所を初めて訪れた日のことを、私は今でもはっきりと覚えています。当時はまだ住宅も建っておらず、一面が広大な更地です。でも私は、「ここならきっと、これから生まれていく新しい街の皆さまに喜んでいただける産婦人科を作ることができる」と直感しました。
夢が持てる地に建ち、それを実現していくクリニックでありたい。その想いが「ゆめクリニック」のはじまりでした。
医師になることは、子どもの頃からの夢
医師になることは、子どもの頃からの夢でした。工業大学を卒業し、体育学部への編入、メーカー勤務を経て医学部に入り、医師に。このように、医師としては珍しい経歴を持つ私ですが、紆余曲折がありながらも、夢を実現させることができました。そして2015年1月に「ゆめクリニック」を開業し、新たな夢に向かって歩み始めました。
当クリニックには、私とともに夢の実現に向けて歩んでくれる、素晴らしいスタッフたちがいます。そして何よりも当クリニックを信頼して通ってくださるたくさんの患者さまがいらっしゃいます。
「患者さまに思いやりを持って向き合い、真摯に、ひたむきに医療を提供する」。私はこの想いをひたすら大切に考え、医師という仕事を続けてきました。そしてこの想いはこの先も変わることはありません。
たくさんの嬉しい出会い
歴史こそまだ浅い、できたばかりのクリニックではありますが、オープンから1年にも満たない間にも、たくさんの嬉しい出会いがありました。そのひとつがズンバ(ZUMBA)のレッスンです。ズンバはラテン系の音楽に合わせて踊るエクササイズ。当クリニック内のスタジオでも、定期的にレッスンを行っています。お産を終えた方々とも、こうしてずっとつながりを持てることは本当に嬉しいこと。皆さんの笑顔が、私たちスタッフの活力になっていることは言うまでもありません。
産婦人科の責務を果たし、ゆくゆくはコミュニティの場に
現在は、健診や診療、出産で手一杯の状態ですが、ゆくゆくは、地域の子どもたちが気軽に遊びにくることができる場、コミュニティの場としての役割も担っていけたら、と考えています。産婦人科のクリニックが、児童館のようなスペースを、なんて、まさに夢物語なのかもしれません。でも、『ゆいの杜』という新しい街が生まれ、広がっていきつつあるこの場所だからこそ、たくさんの可能性があると思うのです。
そして、街の産婦人科クリニックならではの責務も、しっかりと果たしていきたいと思っています。産婦人科はどうしても「行きづらい」というイメージがありますが、出産や各種検診を含め、産婦人科は女性の人生にとって、とても重要な科目です。「行きたくない場所」「抵抗ある場所」ではなく、安心して通えるクリニックとして地域の皆さまに貢献できるよう、スタッフ一同、これからも努力して参ります。
ゆめクリニック院長 角田哲男